黒いしろうさぎがその日のことや興味のある事を本当にテキトーに綴っていく日記ですw(ォィォィ
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日記か……、う~ん、その日の事を書くだか?
今日はさいとっていうハイカラなもんを改造してたべ。
もう、書くことがないだ……。
仕方ないべ、えっと……
「ひぐらしのなく頃に 幸探し編」スタートだべ
昭和61年6月ー
カナカナカナカナ
今年も雛見沢村ではひぐらしのなく声が聞こえた。
カナカナカナカナ
そのひぐらしのなき声を聞きながら、板張りの床に少女と言うには大きく、女性と言うにはあどけなさを残した女の人が寝転んでいた。
名前は『竜宮レナ』
本名は『竜宮怜奈』だが、雛見沢ではレナと名乗っている。
「はぁー、ちょっと寂しいかな…かな…」
レナはそう言ってため息をついた。
かつての『部活メンバー』は、絆こそ変わらないものの、立場は色々と変わってしまった。
圭一と魅音は圭一が成人してすぐに結婚し、詩音と智史も同時期に結婚した。
梨花と沙都子は富田・岡村と一緒に居るのを良く見かける。
「みんなが幸せならレナも嬉しいよ…」
自分に言い聞かせるようにレナは呟く。
「レナも…魅ぃちゃんにこんなにも立派な道場建ててもらったし、かぁいい教え子がいっぱい居るから幸せだよ……だよ……」
その言葉に偽りはなかった。
実際、彼女も物を教えるという事にはやりがいを感じている。
「でも…」
「やっぱりここじゃったんですかい」
彼女の先に続く言葉は、その男の笑い混じりの声にかき消された。
レナは寝転んだまま声のした方向に顔だけ向けた。
「北条さん、お仕事じゃないんですか?」
レナがそう言うと北条と呼ばれた男は笑って応えた。
「今日は久しぶりに休みじゃけん、こうして先生に会いに来たんじゃ」
男の名は北条鉄平。
部活メンバーの一人、北条沙都子の叔父だ。
この男と沙都子の事でいろいろとあったが、今となっては当の本人が『義父さま』と呼ぶほど懐いているので周りはそんなに気にしてはいない。
「先生じゃなくていいです、むしろ、北条さんの方に技術的な事を教えて貰ってますから」
「じゃあ、先生も『北条さん』なんて、よそよそしい呼び方はやめてくれんかの?」
そう言いながらレナの隣に寝転がる。
遠慮のつむりか2M程離れた位置だが。
「気持ちええ風じゃ」
うんと伸びをしてレナに背を向ける。
「そうですね~」
レナもつられたのか、伸びをして鉄平に背を向ける。
「先生、さっきまで泣きそうな顔じゃったけど…なんかあったんですかい?」
レナはハッとした、顔には出してなかったと思っていたのに鉄平に悟られた事にではなく、鉄平の声色に嘘偽りのない心配と言う感情を感じた事に。
「一人になると、ちょっと考えこんじゃうだけです、気にしないでください」
レナは出来るだけ、明るさを装った。
それが強がりだとわかっていながら。
本当は誰かに助けを求めたい、でも誰の幸せも邪魔したくない。
そんな葛藤を悟られないように。
「先生…」
鉄平は気づいていた。
前原の圭一が言っていた。
「レナはこうでなければいけないと自分で決めたレナを演じようとしているから、悩み事を抱え込んでしまう」と。
沙都子が言っていた。
「レナさんは私たちを大切に思ってくださいますけど、それゆえに私たちに心配をかけまいと何も話してくださいませんの…」と。
古手梨花が言っていた。
「そうね、レナはこちらから近づいていかないと、話を聞けれないわ、私はあなたがしてきた事をまだ許した訳じゃないけど、この役にはあなたが適任だと思うから、あなたに頭を下げるわ…レナを…お願い」
そう言って頭を下げた古手梨花は年相応以上に大人に見えた。
園崎魅音が言っていた。
「レナは自分では気付いてないんだろうけど、もの凄く不安定なんだよね、まるで竜宮レナって綱をふらつきながら渡ってるとでも言うのかな…」
……もしかしたらつづく?
コメント返しだべ
龍斗>
んだ、一気に疲れるんだべ
すぽーつってやつは……だべ
みるちゃん>
あと選挙とかのL字の帯も邪魔だべ…
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